「国有地との出会い」
03月 Ku様→齊藤
Siさんからご紹介いただいたKuと申します。今日、別な方がこの土地をご覧になるとお聞きしましたが、いかがでしたでしょうか。まだ決まっていないようでしたら、日曜日の午前中に見せていただきたいと思います。
また、今回ご紹介いただいた物件にどれくらいの困難があるのか想像できませんが、場所的に、いえそれ以上に価格坪単価35万円に魅力を感じました。特殊の接道条件の土地ということでこの部分が気になってい(販売チラシには「このままでは建物を建築することは出来ないと記述されています」)ますが、ご説明いただけますか?
はじめまして、アース・デザインの齊藤と申します。
>11時
申し訳ありませんが、次の予約がお昼からなので、10時ではいかがでしょうか?
>現地待ち合わせ
了解しました。私の携帯は×−×−×です。大塔の宮の入り口付近で待ち合わせられればと思います。物件見学後、お時間をいただければ弊社の業務システムのご説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
齊藤→Ku様
「崖対策あれこれ」
Ku様→齊藤
この土地の西側裏手は崖になっていますが、崖の安全性についてもアドバイスをいただければと思います。よろしくお願いします。
私と付き合いのある建築家のコメントです。お読みいただければニュアンスが掴めると思うのですが、ようは設計者次第というところがあります。こうした経験のある建築家を起用するというのが最良の対策と考えます。ご参考まで。
齊藤→Ku様
以前2回ほど崖を背負ったのをやったところでは、一つは待ち受け擁壁にしました。もうひとつはRCの建物にしてしまいました。意味合いとしては崖崩落の際に建物に影響がないようにということのようで、(ないわけが無いのですが)崖の勾配などによるようです。開口部も程度によって可能だと思います。
His建築士→齊藤
西御門で約20mのがけ下の敷地の例ですが、県の指導どおりにやるとロックフェンスが大変なので、崖側外壁RC造の方針で役所と事前協議しました。RC壁の高さの根拠として、崩壊土量を算出せよとの指導でした。そこで崖の表土の深さを測量屋にスウェーデンサウンディングで数十ポイント測らせて、予想崩壊土量の量を出し、それが建物と崖のすき間にたまった場合の平面図と断面図を作成し、壁の高さの根拠としました。測量に25万円くらいかかりました。それを指導課に持っていったら「あっそう」という感じで「設計者が安全と判断したという一文を書いといて」と言われて、事前協議は終わりでした。結局この設計は本申請まで進まなかったので、その際の対応は未確認です。
問題は、木造とRC造の混構造になった場合は申請時の構造計算が大変だという点でしょう。
Ku建築士→齊藤
鎌倉市は崖・山など斜面が多くて、県の崖条例に従うと建築できないところばかりになります。私が関係するある神社は、800年という歴史があり安全であった事を強調して、建築士の判断で「安定している」と図面に記入します。(その崖が安定している事が条件になります。)
ただ、24mくらいの崖がどんな状態か分からず、すぐには判断できないのですが・・・もし、崩れるとしたら表層のみでしょうから、表層が崩れた事を想定して、コンクリート壁の位置と高さを決めます。それが、最低1.5mだと思いました。たぶん、鎌倉市の対応はそんな事だと思います。
Sa邸のことではいろいろと有り難うございます。その後の動きメールでおおよそ掴めたと思います。
Mo建築士→齊藤
崖の指針の賛否はまちまちですが、指針とおり行っていて助かったと言うケースが過去に2件ほどあったのは事実です。指針には擁壁等の構造は詳しく書かれていませんが、それは擁壁を崖崩落に対して何度も使えるようにするのか、避難時間だけ稼げる程度にするかの判断が施主側にあるからです。そのように考えると設計者の責任においてと言う前提ではありますが、指針を超えるケースもあり得るかもしれません。ただし判断はあくまでも現行の建築主事によることになります。
?建築士→齊藤
次回予告
不安要素もあるけれどひとつずつクリアにしていきますよ。次回のN邸は『国有地って買えるの?その2』です。乞うご期待!