| ||

あるんですねー、本当に!悠々自適なセカンドライフ。。。
鎌倉市七里ガ浜N邸に先週お邪魔してきました!(Nさんは定年後鎌倉に移住。詳しくは『湘南鎌倉物語』にて)
よく手入れされた植物、海から拾ってきた貝殻、センスのいいインテリアに、趣味のカメラ。
「レストランみたい!」なダイニングスペースと「ここはホテルでは?」と思わずこぼしてしまう寝室。
こんな暮らしが日々淡々と繰り返される日常の幸福にうっとり。居心地いいぃぃ。
週末の来客予定は一ヶ月先まで埋まっているそうだ。
そんなN邸はどんな豪邸か?といえば実は予算約2000万のごく普通の大きさのいえ。
都内の持ち家を売却して、その予算内で憧れの鎌倉に移り住んでこの穏やかな生活を手に入れた。まさに、シルバー世代のお手本と言っていいだろう。
と、いうことでN邸訪問記をとおして是非皆さんに知ってもらいたい。憧れの鎌倉はちゃんと手の届くところにあることを。
今回はキラキラの日差しの中、駐車場まで出迎えてくれたNさん画像まで。
「ようこそー。」から始まったN邸訪問。
早速おうちの中を見学、、、とはいきません。
まずはアプローチを堪能です。
N邸の玄関は敷地の奥にあって、建築家H氏がデザインをしたアプローチを楽しみながら歩ける。Nさんはガーデニングにも精通していて、住み始めてから少しずつ手を入れているそうだ。
「たまに孫が遊びにくると海岸に行って貝殻ひろってくるんですよ。家中に飾っています。」とNさん。
アプローチにも所々置いてあって、湘南らしさ全快!
個人的に一番気に入っているのが、北側に日だまりの玄関(笑)。
・・・なぜだろう?ここまで入ってこないと見つけられない何かを見つけた感じが素敵です。
北側でも、こんなに陽が差しているのは隣の建物からの距離が離れているから。北側玄関までアプローチを引き込んで、日差しも、ゆったりとした雰囲気も獲得できた、という訳。
このあたり、やはり建築家あっての空間ですね。
では、次回はいえの中をレポートします。
お気に入り玄関を室内から。
「前のマンションは靴履かなくても出れたんだけど、
ここは靴履かないと出れないですよー」とNさん。
玄関扉から上がり框までゆったりしているのは将来車いす対応可能のため。
スロープつくれるスペースなんですね。
家とともに年を重ねていくには、設計段階からの備えが大切。
思えば道路から少し上がった敷地にN邸は建っている・・・。
なるほど、そういうことですか。
奥まで引き込んでるアプローチは
スロープの距離も見越してるんですね。
優しい設計は、時にゆったりとした空間で迎えてくれます。
次回はレストランみたいなダイニングです。
レストランみたいなダイニング。
やたら居心地いい理由はいろいろ説明はできるのだが
Nさんのご自慢は、このシャンデリア。
アメリカに住む娘さんのところに行ったときに購入してきたものだ。
Nさん曰く
「これは6灯吊りで一番小さいサイズなんですけど、
巨大なショッピングストアでは9灯、12灯吊りに
ついつい目がいっちゃうんです。
でも、グッとこらえて6灯にしました。」
え、ほんとにグッと堪えたんですか(笑)?
実はNさん、家中の照明器具ほぼ一式を購入してきてるのだ!!
※皆さん、これ、ちゃんと建築家に確認しないとだめですよ。
ダメっていわれたらあっさり引き下がってくださいっ!
建築家Hさん、ご苦労様でした。。。
それでも、その価格と照明の趣に思わず納得。
この辺のテイスト好きには、日本国内で販売しているものだと
消化不良になるのも、ゴモットモ、いい買い物だと思います。
照明を荷物として帰国の際、税関で業者と間違われたのを
嬉しそうに話してくださいるNさんに、
このダイニングの懐の深さを見たように思いました。
画像正面の部屋は将来の車いす生活になったとき
寝室として利用予定。
ついつい和室にしてゴロ寝スペースを確保しがちだが
そこはシニア世代、一階は完全なバリアフリーと
将来の利用目的のにあわせた優先順位をわきまえている。
統一された床材が視覚的にも広さを感じ効果的。
とはいえ、将来を案じて今を楽しむことを忘れてはいけない。
Nさんは、この部屋を音響抜群のテレビルームに仕上てしまった。
この小さなスピーカーこれまたご自分で用意されたもの。
42インチの大画面テレビは
見ている背後からも音がして臨場感たっぷり。
ワイドショーのコメンテーターがアップになっているのを見て
「ほんとに隣にいるみたい。」と齊藤さん。
確かに、等身大でした(笑)
階段手摺を利用したディスプレイ。
大人だけの生活ならでは。
「手にとって見て大丈夫ですよ。」
なんて、Nさんからの嬉しいお言葉。
ファインダー越しの別世界と
「カシャ」と響くシャッター音に
写真部だった高校時代へ思いを馳せてしまう。
誰しも思い出の品や捨てられないものが
あるはずだ。「もの」を所有していると
そこにまつわる「こと」も一緒に所有している。
年を重ねれば重ねるほどその数も増えるのだが
収納の容量はさほど変わらない。
徐々に処分していくか、増やすことをやめるか
はたまたそのまま放置しておくか。
何にせよ、この気の重い作業を引越の際に
済ませてきたNさんは「いつかやりたい」と
現役時代に溜め込んだ趣味の課題と
新しい趣味の準備にいそしむ毎日だ!
カメラの解体、組み立て、いまは時計の解体中。
悠々自適なセカンドライフはまずは「もの」と「こと」の整理から?
その作業の延長に自分らしいセカンドライフがあるのかもしれない。
お試しあれ。
さて、今回はホテルのような寝室をご案内。
勾配天井には3枚羽のファンがまわり、まさにリゾート。
忙しさに謀殺される日々では使いこなせない質のゆとりだ。
「おおー」と、思わず声をあげてしまう
これがとても大事。
思わず声が出たのは
そこに想定外の変化があったから。
高い天井やその広さ、窓の位置、
「ホテルのような」非日常。
この意外性の緩急の付け方次第で
住宅は一気に魅力を増す。
そして、ここを考えるのが建築家で建売やマンションの間取りとは
その質は全く別物である。
まあ、渡辺篤史があれだけ声を上げるのも
それなりに理由があるのだ。

「おおー(笑)」
下を見下ろしてさらに
「おおおー(笑)」
太陽サンサン、緑がキラキラ。
もうひと加えておかなければ。
一番まぶしかったのはNさんの笑顔だった、
と思う(笑)。
それは、室内を案内してもらって、
ダイニングテーブルに落ち着いたとき。
土地探しの足跡資料をNさんが誇らしげに机に広げる。
おっ?
おおっ??
おおおー!!!(拍手!!!)
分かりますかねー、すごいんですよー。
真っ赤っか。
「シラミツブシ」ってまさにこのこと。
Nさんは会員サイトに掲載されているこの地域の物件を
定年後のエネルギーのすべてを投じて、たった数か月で完全に制覇した。
「(物件)ないじゃん、もう。」
物件がなきゃ意味ないんじゃないの?
そう思われた方、焦りは禁物、焦ったら負け。
Nさんが会員サイトを網羅した先にあったのは、
「これだ!」という物件そのものではない。
その代り身に付けたのが
「ここだろ?」という標的を定めるセンサー付きの双眼鏡で照準器。
そう、装備が完了したここからが土地探しの本番。
当時の勢いをそのままに、話は弾むのだった。
赤ペンで記した見学足跡は
今でも見るだけで話が弾む。
「ここ、惜しかったんですよね。」
「そうでしたねー。」
だんだん思い出す齊藤さん。
今はコンサル(プラス・シー)がサポートしている業務も
当時はすべて一人で立ちまわっていた。
そのNさんたちの試行錯誤の土地探しの経験が
そのまま現在の業務に活かされている。
「どれだけ土地を見ただろう。」
担当建築家も自身のブログに書いている(笑)。
「ここ、○○で売り出していました」
「ここ、今工事していますよ」
土地探しで養った眼は
湘南に移り住んだ今でも情報を拾ってしまう。
地図を指差し軽快に話すNさんの土地探しは生涯現役なのだろう。
「資金が許せば、もう一回(家づくりを)やりたい。
失敗したとか、後悔しているとかの理由じゃなくて
今思えば、大変だったけれども、楽しい日々でしたから」 とNさん。
そう、現代のシニアはすこぶるパワフルだ。
一昔前の60代といえば「老人」だった。
が、今は年金受給もお預けされる耐力のある社会人。
世代における暮らしの理想も更新され続けている。
だが、なぜだろう?
常識はなかなか更新されないようだ。
「住替え?」「大変だ」「鎌倉高いぞ」「贅沢だ」
なんて、いうのもこの類。
常識も更新していかなくては。
Nさんありがとうございました!











